地震・火事に強い家
地震や風といった水平の力に対して、主に筋交い(柱と柱の間に斜めに入れた部材。木材や鉄骨・鉄筋等)によって抵抗するのが在来工法です。
対して、2x4工法は合板等の面を木枠に釘などで留め付けた「耐力壁(パネル)」で抵抗します。
2x4 工法では内壁、天井部を全て不燃物である石膏ボードで覆うことが義務付けられているため、合板を根太に直接釘で打ち付けた床組みは高い剛性を持ち、かつ防火性能に優れています。
また、躯体内部の延焼を防ぐためにファイアーストップ材と呼ばれる火炎の拡散を防ぐ木材が適切に配置されることも防火性能を高める要因の一つとなっています。
地震の揺れを上手に逃す「2x4工法」と「ベタ基礎工法」
地震に負けない家づくりのために、マックライフの北欧住宅(スウェーデンハウス)は、「2×4工法」を採用しています。2×4工法とは、断面が2インチ×4インチの木材で作った枠に合板を張ってパネルを作り、そのパネルを屋根面、壁面、床面として用いる工法です。
柱や梁といった「軸(線)」ではなく、「面」で家を支えるため、外部からかかる力に強いのが特徴。地震の揺れも面全体で受け止めて上手に分散し、逃します。
さらに家全体を支える土台(基礎部分)には、丈夫な「ベタ基礎工法」を採用しています。ベタ基礎工法とは、地盤全体に鉄筋を配し、そこにコンクリートを流し込んで固めてしまう工法のこと。
地盤と一体化した鉄筋コンクリート面で建物を支えるので、地震の強い揺れを地盤に逃すことが可能で、建物が基礎から崩壊するリスクを軽減できます。
火災の延焼を防ぐ2x4工法
「木造住宅は火事に弱い」と思いこんでいませんか?
たしかに一般的な木材が鉄より燃えやすいのは事実です。しかし、2×4工法で用いるパネルのように、断面が大きく厚みのある木材なら、焼けるのは表面部分のみというケースがほとんど。
表面部分が炭化して火をブロックしてくれるので、完全に焼け落ちることが少なく、延焼防止効果が期待できます。